第一章 憧れ
憧れを抱く影には
たくさんの言葉が入ってくる。
幻想にも思えるような
今の自分に遠いように見える
ビジョンたち。
影は光の存在に憧れていた。
ある時、思い切って
影の集団を抜け出して
光になることを目指して行動します。
その影の行く末に見たものは。
そして、
「幸せは自分次第」アリストテレス
の言葉を最後に
その影は進み続けて
光になるため
いろんな経験のフェーズへと向かう。
意気軒高(やる気に満ちた様)から
独立独歩、independent
美しい景色や、
愛される自分像、
滅びることのない永遠…
さも采配されるような
幸運な運命の結末など
ある時、「光」に憧れていた「影」が
影の集団から逃げ出した。
「その影」を追いかけて他の影たちが飛び出してくる。
『光になれるわけがない』
『あきらめろ』
『戻ってくるんだ』
いろんな言葉が「その影」を止めようとしてくる。
百古不磨
(ひゃっこふま)
ずっと後の世まで滅びずに残ること。
第二章
影は試行錯誤、時間を投資し
たくさんの経験をします。
影の仲間たちの
「あきらめるんだ」
「戻って来い」「光になれるわけない」
という言葉を
度々思い出しては、
それを活力にしたり、
卑屈になる日もありながら
光になるために必死になります。
月日がたつことを知る
いろんな草花
時には月夜を見たり、
「Time is money:時は金なり」
ベンジャミンフランクリンの言葉で
過ぎ行く時間を貴重だと感じます。
「語尽山雲海月情」という禅語。
新しく出会う仲間と
自分のことを語り合ったり、
頑張る姿はまさしく【煌めき】
そして、
「生きることは呼吸することではなく、
行動することである」ルソー
の言葉で奮起し、
「艱難汝を玉にす:
困難や逆境は人を賢く立派にする」
ということわざに出逢います。



I am aware that a philosopher’s ideas
are not subject to the judgment of
ordinary persons, because
it is his endeavor to seek the truth
in all things, to the extent permitted to
human reason by God.
-Nicolaus Copernicus-
私は、哲学者の考えは常人の判断に
左右されないことを自覚しています。
なぜなら、神によって人間の理性に許される範囲で、
あらゆることにおいて真実を求めることが
哲学者の試みだからです。
-ニコラス・コペルニクス-
第三章 はじまり
経験を重ねて、影は気付きます。
自分は光になれない。ということを。
その結末に絶望感が押し寄せると思ったら…
その影は
「あきらめることは、はじまりだ。」
あんなに光を強烈な興味で見つめては、
たくさん語り尽くせるのに
影という自分自身のことを全然見てなかった。
そのことに気づいた時がはじまり。
自分にある影の使命を見つけたくなった。
その影は、
目の前に見える景色が何もかも
はじめて色付いたように
パラダイムシフトしていきます。
憧れるものになりたい。
「最も強いものが生き残るのではない。
最も変化に敏感なものが生き残る」
ダーウィンの言葉に触れ
その【変化】とは何か。
【変わる】ということの
真の意味について考えはじめます。
誰かと比べること、
何かに勝ちたいと思うことの意味とは何なのか。
「わたしは探し求めない。見出すのだ」
ピカソの言葉に心が揺れ、そして
「自分に打ち勝つことが最も偉大な勝利である」
プラトンの言葉に出会います。
「その影」が経験の中で気づいたことは
自分は「光」にはなれない、ということ。
他の影たちの
『光になれるわけがない』
『あきらめろ』
『戻ってくるんだ』
その言葉は正しかったという現実に立ち尽くし
「光」になることをあきらめる。
It is never too late to be what you might have been.
-George Eliot-
なりたかった自分になるのに、遅すぎることはない。
-ジョージ エリオット-
Mediocrity knows nothing higher than itself,
but talent instantly recognizes genius.
-Sherlock Holmes-
凡人はそれ本来以上のことは
何も知らないが、才能のあるものは
天才を即座に識別することができる。
-シャーロックホームズ-
Where the senses fail us,
reason must step in.
-Galileo Galilei-
感覚が役に立たないとき、
理性が役に立ち始めるのだ。
-ガリレオ・ガリレイ-
第四章 覚醒
瞬間、影は覚醒した。
すべてを選択すること、
すべてを決めることを迷わない。
影は自分に漲る力で強く、
濃く進化していきます。
覚醒した影が行き着く場所へ
それは「 平常心是道」 あるがままに。
受け入れることが選択であり、
決断することだ。
影はその思いを胸に行動します。
「その影」は影に生まれたことをあきらめた。
「その影」は気づいた。
“あきらめること”の真の意味は
現実をありのままに見つめるということ。
「その影」は
影としてどう生きていくのか。
影にある宿命を探すことを決めた。
Women who seek to be equal with men lack ambition.
-Marilyn Monroe-
男性と平等でありたいと求めるような女性は、
野心が足りていない。
-マリリン・モンロー-
覚醒
innovation
(革新)
Everything you can imagine is real.
-Pablo Picasso-
想像できることは、すべて現実なのだ。
-パブロ・ピカソ-
I pay no attention whatever to anybody’s praise or blame.
I simply follow my own feelings.
-Mozart-
他人の賞賛や非難など一切気にしない。自分自身の感性に従うのみだ。
-モーツァルト-
The work creates the rules. Rules do not produce work.
-Debussy-
作品がルールを生む。ルールは作品を生まない。
-ドビュッシー-
第五章 意思のある方へ
「その影」は
自らの意志で影の集団へ戻っていく。
集団の影たちは
「その影」の帰りをずっと待っていた。
帰ってきた仲間を見守り、静かに迎え入れた。
影の集団たちもまた月日をかけて待っていた。
蝉が鳴く、鈴虫が鳴く
春風が吹いたり、波が立つ日を過ごしたり
集団も思い出していた。
影が去っていく日、影に放った言葉たちを。
「過去を悔やむ。未来に希望を持つ。
そして現在に決して満足しない。
それが私のこれまでの人生でやってきたことだ。」
チャイコフスキー
そして、影は戻って来た。
集団の影たちもまた
影が自分たちを受け入れてくれたと安堵する。
「変化とは唯一の永遠」
岡倉天心
生きることの変化とは進化。
前進していく景色の変化。
気づくことで見えるパラダイムシフト。
別物になることの変化を求めていた憧れと経験。
繰り返して変化していくその影が見える景色は
同じ集団の中にいても全く違う。
もう迷うことはない。
ただ、その先へ進むだけ。
「意志のあるところに道はある。」
その影は意志を持ってその先の未来へ
進み続けました。
























































































































